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2013年1月21日 (月)

2013初登山は金峰山

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ご無沙汰してました、本年もよろしくです。

放置プレイが始まってからも何度かキャンプに行ったり、一酸化炭素中毒になったりしてましたが、どうも長文の記事を書く意欲が無くmixi内で済ませてしまいました。大変申し訳ありませんでした。

さて山の方もご無沙汰でしたが12本アイゼンを購入したのもあり、試し履きに何処か行ってみよう!という事で山選び。
1月14日に降った雪で奥多摩方面も雪山と化しましたが、小袖からの雲取山は1週間も経つと直ぐに雪が消えてしまい、日当たりの良い登山道はアイゼンの出番も少ないかなと思い却下。
金峰山なら標高はそこそこあるものの、瑞牆山荘から砂払いの頭まで樹林帯で難易度も低く、凍結箇所にも期待できそうだし決定!

R1015789日付が変わる頃自宅を出発し、登山口の駐車場まで渋滞も無く2時間半程で到着。須玉ICを下りてから山坂道に入ると道路はツルッツルのテカテカで滑る滑る、D5でのゼロカウンターの練習などして楽しく走れました^^。傾斜のある山道なので2WD+チェーンではちとキツイかもしれません。そして駐車場及び手前の道路は除雪さえされていなくこの有様。

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日曜日ともあり、明るくなれば5・6台と車が増えて皆さん続々と出発。7:18分、こちらも朝食後出発。ちと遅かったみたい(^^ゞ
天気は快晴、気温は-7度程。冬山の為にもしもの場合を考えて3日はビバーグ出来るように食料+非常食、ツェルトに#3ULSSダウンシュラフ、まぁ寒いけど死なないでしょう^^他にもワカンとピッケル、ファーストエイドキットに防寒衣類、CB無線機とアマチュアハンディ。ケトルにガスストーブ等と水2リッター、予備のバッテリー等々でザックは15kg位、殆ど使わない装備で久しぶりの山歩きにはちと重かったです(^_^;)

以前残雪期にこのコースは歩いたけど、その時は幕営装備17kgで歩いて金峰山頂まで5:22分掛かりましたが、今回も楽々それ位掛かると思ってました・・・。

歩き始めるとドライパウダーの新雪で、トレースはあるもののよく沈み1歩踏み込むと2~5cm位ずり落ちてけっこう疲れます。富士見平小屋まで1時間程掛かり残雪期よりペース遅い、あ~あ。

とりあえずここで大きなトイレタイム。

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積雪は30cm~70cm位でとにかくフカフカサラサラ、大日小屋は相変わらず寒そうな感じです。大日岩の上までアイゼン無しで歩いてきたけど、傾斜とともにずり落ちが酷くなってきたのでここで装着。初めての12本で引っかけまくりかと思ったら意外と普通に歩けて安心。でもグリベルG12ニューマチックの長爪をもってしても下のアイスや地面に届かず、ずり落ちは多少軽減されただけ、思いの他雪は深いです。

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砂払いの頭の手前の急登は本当にキツくて進むより止まっている方が長いのでは?と思うほどローペース、雪に取られた足の疲労がここに来て一気に出てきました。止まっている時間が長いので体温も上がらず、高度が上がるとともに強くなった風で寒くなりました。

砂払いの頭に出た瞬間あまりの強風により、たまらずインナーダウンを着込むと同時にアウターグローブも装着。今までここまで着込んだら暑くて仕方ない山しか歩いた事無かったけどちょうど良い(^^ゞ
帰宅後tenki.jp調べてみたけどこの日の金峰山の風速は、高度3000mと2000mの差から約15mは吹いていた。気温も-9.2度を確認しているのでkeisan計算してみると体感温度は実に-25.4℃こりゃ寒いわけだ。

でもファイントラックのニュウモラップEXにインナーダウンで全く平気だからニュウモラップEXは凄いね、エバーブレス®アルマも購入したらもっとイケちゃうのか?すごいな。

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定点観測の画なので知っている方はこの写真二枚で稜線上の積雪量が分かると思います。粉雪サラサラは強風に飛ばされてあまり積もらないでしょう。しかし美しい稜線ですね^^。

ここから山頂まで多少難易度はあがりますが、落ちてやばそうな場所は意外と少なくそこだけ気をつけて行けば大丈夫。岩間の落とし穴だけ気をつけて強風の中進みます。何度か体が煽られる位強い風が吹いて、ビシバシザラメが飛んできて痛かったです。

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予定していたより大幅に遅れて13:07分山頂到着です。なんと5時間49分掛かりました、多分この日登られた方の中で一番遅いタイムでしょう(笑)久しぶりの山歩きと当局には重い荷物、体に蓄えた脂肪でヒーコラしました(^^ゞ

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この日の富士山と五丈岩、人様のザックが写っちゃってます。風が強いと何するにも大変、このあと五丈岩の陰に隠れてカップめんを作ったけど、スッゲー大変だった。先ずカップめんのビニールを取るのと、蓋を留めるシールがアウターグローブをしているとどうしても出来ないので一度素手になってみたら1分でやばい事に・・・ホント気温低い。とりあえずカップめんはザックの中で保温して完成したんだけど食べる時箸で麺を持ち上げると即効で冷え冷えになりフーフーの必要なし!食べ終わる時には完全に冷えてました(^_^;)

山頂で無線もするつもりだったけどこの風では到底無理、登頂時間が遅くなった為に下山リミットもオーバーしてしまったので食い終わったら即下山開始。13:46分になってしまった。

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下山時に砂払いの頭を見下ろす画と山頂方面を振り返る。

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大日岩の下にあるモアイの様な石、木が邪魔だけどこのアングルでしかモアイに見えない。途中でアイゼンを外してみたけど余計にツルツルになって何度か転んだ。頑張って下りてきたけど富士見平小屋に付く頃には陽が山陰に落ちる所、日没まであと少し!でも雪明かりとでも言うのか、ライト無しで到着できました。

17:33分下山完了。

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雪が深かったので殆ど傷まなかったアイゼン、12本の洗礼を頂いたORゲイター・・・ゴアに穴が開くとショックですね(T_T)

コース全体でアイゼンが必要だったのは1割に満たないほど雪が多く、稜線上で氷板になった箇所と少ないアイス上で12本の効き目を楽しみましたが軽アイゼンとは別モンでした。靴への密着度といい岩に足を置いた時の感覚といい良い道具はいいです。デメリットは重いだけですね。

R1015856あと以前イエローフォールを歩いた時にハイドレーションが凍って使い物にならなかったので冬季用のカバーを買ってみたけど、これまた意味無いじゃん!出発前に詰め込んだ2リッターの水が飲めなくなってそのまま2リッター担いで下りてきたぞ!水分補給はゼリーで賄ったけど冬場のハイドレーションは諦めました。まぁ時間も掛かったし大変だったけどいい山行でした。

もうちょっと体力付けないと駄目ですね、今年は真面目に山増やしましょう♪

あ、書き忘れた。
トレースを付けて下さった皆様、本当にありがとうございます。トレース無かったら無理な山でした(^^ゞ

20120504

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コメント

 お疲れ様でした。雲取山では12本アイゼンの出番はありませんから金峰山で正解でしたね。この日は平地でも風が強かったですから、山は大変だったことと思います。

 あれこれあるのですが、ピッケル持ちでしたか?ここで必ず必要とは思いませんが、持っている人が多かったのではないではないでしょうか?気になるところです。

 アイゼンをどこで付けるか外すかのタイミングは難しいです。それなりに重いので鈍足になりますし、疲労も蓄積されるかも知れません。下山時も私は雪がある限りつけっぱなしですが、不要であればめんどくさがらず外して仕舞ったほうが転んだ時に安全ですね。
たまに手で持ってぶらぶらさせている奴がいますが、転んだら腿に刺さります。
 今回道を知っているからこそ、登り下りで着脱のタイミングが図れたことと思います。

 飲み物はスポーツドリンクだと少し凍らないですが、ハイドレだと外気に触れる部分が大きいのでダメかも知れません。2Lの担ぎ下ろしは凄いです。私は冬山でほとんど水は飲まないので、日帰りでは1L装備ですが実際には200mlも要らないです。

 グローブは予備をお持ちだったと思いますが、それとは別で作業のできる薄手のものを雨蓋かサイドポケットに入れておくと便利です。長時間は無理でも、ほんの少し何か作業するとき全然違います。素手は絶対にイカンです。

 ゲイター穴開けましたね^^。穴を開けちゃうような場所で、自爆してつまずくと超危険ですよね。私も焦ったことがあります。

 このくらいの標高で冬に登れる山ってあまり押さえていないので、いずれ行きたいと思っています。行ったことのない山の雪山に一人で行くのは、あまりよくないので、もっと夏から冬に行く山の下調べをしておかないとだめですね。

投稿: サイタマKM117 | 2013年1月22日 (火) 22:13

>サイタマKM117さん

稜線に出てからの風は本当に強かったです、あの風では無線運用など到底出来ません。
ピッケルは持って行きましたが最後までストックで歩きました。当日はトレースを外すと深い場所では膝上を楽に越えてきますので転んでも雪で止まるようなコンディションです。
あの雪にピッケルを刺してもピッケルで止まったのか体がめり込んで止まったかが分からないです(笑)
一部岩とのMIXがありますが、その場所で転んだらピッケル有り無しよりも大怪我です。
皆さんストックだけで登られる方と、最初から60cm前後のピッケルで登られる方と二分してました。
今後雪がカチカチにクラストしたりすればピッケルの方がいいかも知れません。
冬山なので、さすがに夏道を知らない山へは突っ込めません。アイゼンの付け外しのタイミングも、残雪期の凍結箇所を知っていたのでその通りにしましたが、積雪量が多すぎて関係なかったです(^^ゞ
水を2リッター持っていったのも、もしものビバーグの事を考えていたので途中で捨てられませんでした。
雪を溶かせばいいじゃんって事もありますが、燃料にも限界があるので別に捨てなくても歩けるしそのままでした^^。
グローブはインナーとアウターの二重の物ですが、あのシールだけがどうしても包装フィルムから剥がせなかったので素手になりました、直ぐに冷たくなっちゃいますね。
ゲイターは下りでちょっとスピードを出したらやっちゃいました、まぁ何れやるとは思っていたのでガムテでも貼っておきます。
冬山の単独行はやはり若干心配があるので天気と相談して日曜日にしてみました、今回10人以上の方とお逢いしたので流石100名山です。
いつもそうですが、登山計画書はしっかり投函するようにしています。
冬の金峰山、登山口までの道路の方が怖いかもです(^^ゞ

投稿: チバKX56 | 2013年1月22日 (火) 23:27

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