喜多方ラーメンとキャンプツーリング

一緒に大型免許を取りに行った職場の後輩が「だいぶバイクに慣れたのでツーリングに連れて行って下さい」と言ってきた。

後輩は大型免許を取るまでに一切のバイク免許を所持していなく、大型が初めて。それもお金が無いので教習所は断念し一発試験でトライ。さすがにいきなり試験は無謀なので、一緒に講習を受けて当局は一発試験合格。後輩は二回目で合格したのだ。

しかし彼の選んだバイクはアメリカン、ヤマハのドラッグスター1100。スクーターの当局とはまるでジャンルも走りも違うので一緒に走れるのか不安だったがとりあえず行ってみた。
日帰りツーリングは忙しないので「テント貸すからキャンプツーリンングにしよう」と言うことで出発。

絶景が見たいと言うので、待ち合わせした常磐道千代田パーキングを出発し磐越道から東北道福島西で下車。磐梯吾妻スカイラインでつばくろ谷や浄土平で休憩。紅葉にはまだちょっと早かったが色づき始めた箇所もある。そもそも福島を選んだのは今年の11月15日まで有料道路が無料開放中という事と、本場の喜多方ラーメンが食べたいという事。そして行ってみたいキャンプ場があるからなのだ＾＾。

磐梯吾妻スカイラインを後にし今度は磐梯吾妻レイクラインへ入る。途中にある中津川渓谷レストハウスでは、他県居住者の免許を提示すれば無料で抽選が受けられて福島のお米や野菜などが当たる。当局達は残念ながら外れてしまったが、頂いたガイドブックはとても参考になった^^。でも福島の美味しいお米食べたかったなぁ。

はい！目的の一つ喜多方ラーメンなまえです。あっという間に着いてしまいました。
さすが人気店だけあって喜多方ラーメン王道の味、こりゃうまいです。

当初は五色沼や桧原湖観光も予定していたが、アメリカンの走りに合わせた為に大幅に時間が掛かってしまった。なので中津川渓谷の後は観光を飛ばして喜多方入り。スクーターと違ってアメリカンの場合はモロに風を受ける為、疲労度が大きく高速ではあまり飛ばせない。回転を上げると振動で手が痺れるらしく休憩も多くなる。さらにはハンドルの幅が広いので一般道でのすり抜けは殆どしない･･･今後も一緒に行く時は時間計算に余裕を持たないと駄目ですね(^^ゞ

さて一番楽しみにしていたキャンプ場です^^。

その名は「三ノ倉高原キャンプ場」

このキャンプ場は温泉とどさんのページを拝見していて「行ってみたい」と思っていたキャンプ場の一つです。以前行った「芝山自然公園キャンプ場」は地図から見つけたけど、その情報を検索していて見つけた温泉とどさんのページ。素晴らしいキャンプ場が沢山紹介されていて、どれもこれも行ってみたい場所ばかり。それも殆ど無料キャンプ場なんです！ホント凄いんです。

どうですか？この雰囲気、これで無料とはシビれますよ(^^ゞ

標高はGPS高度で730m、多少の砂利道を500m位登る事になりますが締まったダートなのでスクーターでも十分走れます。設備は水洗トイレと炊事場があり、夜間はスイッチを入れれば電気が点きます。但しトイレの電気は故障しているみたいなのでライトは必需品。帰る時にトイレットペーパーを寄付してきたけど基本的に紙は無いと思います。

後輩には初めてのバイクキャンプが楽しくなるようにコールマンのツーリングテントを貸し出し。横幅150cmもあるしフライにはタープが付いていて雨でも快適。当局は二人分のコッヘル等、ソロより装備が増えたので軽量なプロモンテの山岳テントをチョイス。

テント設営後に一旦山を下りて温泉へ行きます。「夢の森」数分で到着するこの温泉も温泉とどさんのページに紹介されていました。お勧め通りとても気持ちがイイ！料金は露天風呂まで付いていて300円！この温泉とキャンプ場の組み合わせは完璧です。

温泉から戻ると夕食です。後輩が「焼肉が食べたい！」と言うので牛肉2パックと、お得意の舞茸の味噌汁とごはんです。

夜はどんどん雲が厚くなり期待していた星空は見えず、夜半からザーザー降りの大雨になりました。サイトからは立木が邪魔で喜多方の夜景が見えませんが、少し歩いて下れば夜景の見えるポイントがあります。但し「熊に注意」の看板もあるし、夜にはライトを照らすとこちらを見つめる動物の目が光っていたので散歩はやめました(^_^;)

朝には雨も止み気温は9度、曇天だったので冷え込みも思ったほどではなくとても快適でした。後輩には#5の化繊シュラフを貸し出ししましたが温度はバッチリだったとの事。こちらは羽毛の#3でしたが暑くて掛け布団状態で使用。

朝食は食パンを焼いてバターをぬり、シャウエッセンを挟んで食べました。

最高のキャンプ場でした＾＾。後輩も大喜びで「絶対テント買う！」って言ってましたが、装備が全部揃うまでけっこう掛かるので「いつでも貸すからまた行こう」と言っておきました。キャンプツーリング、相当ハマったようです。

キャンプ場を後にし、次は福島のメジャースポット「大内宿」へ向かいます。

と思ったらナビ代わりに使っていたGARMIN DAKOTA20の指示を信頼して進むととんでもない林道へ連れ込まれました。ルートナビは最短ルートを選ぶため、道さえ繋がっていれば林道だろうとお構いなしで案内します(^_^;)

最初はフラットダートだったので我慢して進んでいましたが、その内ゴロゴロの石が多くなり、更には駆動ベルトが悲鳴を上げるほどの急勾配になったので敢え無く断念。またもや大幅に時間をロスしました。
帰宅後トラックログを見てみると、DAKOTAはダイレクトに大内宿へ行こうとしたようです^^。

このブログ実は無線が主なテーマなんです、忘れてました(^^ゞ大内宿の到着前に大内ダムで板橋RC谷川岳へチェックインを試みようと暫く張ってましたがまるで聞こえず断念。アンテナを伸ばしていると「CBですか？」なんて一発でCBと見抜かれた方に話しかけられてビックリしました^^。

大内ダム、ロックフィルの美しい石積が印象的です。

大内宿へ到着です。

ここは数年前の正月2日に来たことあるけど、雪の無い時期は初めてであまりの観光客の多さにビックリ！駐車場は満杯です。

このネギそばは一度食べたことがあるので後輩には別のを食べようと言ってみたが、後輩は食べたことが無いので再び食べる事に。･･･もうちょっと甘いネギがあると良いのになぁ。

↓他の場所で売っていた「いももち」これが最高にウマかったです^^。

更に人気スポット、「塔のへつり」も行ってきました。こちらも駐車場が満杯でしたが、バイクは最奥まで行って停められるのでホント楽でイイですね。

しかしこの場所で16時をまわってしまい観光終了。

もっともっと色々予定してましたが時間が足りなくなって帰路へ。
帰りも休憩しながらノンビリ帰りました。行きでも見かけたチーム過積載の皆さんも渋滞の中走ってます。あれだけ積むと燃費はどうなんだろうなぁ。

全走行距離：819.6km
全消費燃料：33.11L
総合燃費：24.75km/L

ソロキャンプでも十分楽しいのですが、話し相手が居ると更に楽しく過ごせました。
素晴らしいキャンプ場、またいつか行きたいです。