AZDEN AZ-11 バッテリー交換

アマチュア無線を開局して、直ぐに病みつきになったのが10mFM。普段は閑古鳥が鳴くほど静かなバンドも、ひとたびコンディションが上がると蜂の巣を突いた様な騒ぎになる。
そんな10mFMへ手軽にQRVできるハンディ機AZDEN AZ-11。そのバッテリーがいつの日かぷっくり膨れてご臨終に･･･。
この所せっかくコンディションが良いのにこれではもったいない！構想だけは数年間あったけど、いよいよ重い腰を上げてバッテリー交換する事にしました。

交換するバッテリーですが、今更純正と同じ様にニッカドにするなんてありえません、そもそもニッカドは何故だか高いです。

ちょっと前から色々いじくってるLi-ion 18650が3本入る事を確認できたので、半田付けも楽々のタブ付きSAMSUNGセルを入手しました。
毎度ヤフオクに出品されている一本500円の高級品？です。容量は2200mAhと表記されていますが、そのまま信頼できる数字でかなり長持ちします。

それから今回も過放電・過充電を防ぐ為の回路は自作しても良かったのですが、狭いケースに収まるほど小さく作ることが出来ないので、品質の良いバッテリーを販売しているバッテリースペースさんから入手。
奮発して3セル保護ICモジュールとそれに接続できるバッテリー残量ゲージも同時に購入しました。

3セルってことは11.1Vですが、充電完了時は12.6V程あるので1W運用を前提とすれば十分だと思います。

あと保護ICモジュールの仕様書を見ると心配になってしまう数字が書いてありますが、それぞれ一瞬検知する数字の事なので問題ないでしょう(^^ゞ

仕様書に従って配線＆半田付けします。電池はマグネットに付けて作業すると楽ですね^^。

18650はAZ-11のケースに綺麗に３本並ぶ訳ではありません、ちょっと電池の方が太いので三角になります。仕上げはショートしないように厚紙で絶縁して工作終了。

バッテリー残量ゲージも取り付けて完成です。

充電器は中華青バッテリーの物が使えるようにDCプラグの中継を作りました。この充電器は中々正確に充電するし、350mAと微弱なので時間は掛かりますが安心です。

これでAZ-11の純正600mAhから約2000mAh程になったので、相当の持ちが期待できます。