2012雲取山
写真真ん中辺りにチョコンとしてるのが雲取山らしいです。 今回もテント泊と決めていたので、距離の長い三峰神社から登ってみる事にしました。このコースは距離が長い上にアップダウンがあり、病み上がりの当局には少々キツそうではありますが、友人と一緒に励ましあいながら?行ってみる事にしました。でもやはり重量的に心配だったのでいつものCB機はザックに入れず、無線機はID-31だけにしました。軌跡を記録するのもID-31のみ、GARMINも持って行きません!装備を厳選し、水2.5リッターを足してもザック総重量15kg!これは冬の幕営にしてはかなり軽い方だと思われます^^。
AM7:20に出発し、凍結した道をゆっくり歩き始めます。気温が低いのですべることも無くアイゼンなど不要です。
以前も書いたかもしれませんが、タバコをやめて以来体重が増えて体が重いです。なのでザックが軽くても全てが帳消し!友人は歩きの遅い当局にペースを合わせるため、19kgほど背負ってきてくれました^^じゃないと一緒に歩けません。
誰のブログも似たような写真を使うことになりますが、最初の登りを終えて9:12分に霧藻ヶ峰に到着です。ここにはカップ麺で軽い食事が出来る小屋と、割と綺麗なトイレがあってとてもありがたいです。とは言っても先を急ぐのでトイレだけ借りて通過しちゃいましたが・・・(^^ゞ小屋番さんが挨拶してくれたので友人と帰りに寄ろうって決めました。
その後せっかく上げた高度を、お清平までどーん!と下り、前白岩山の肩をはじめ、前白岩山、白岩小屋、そしてやっとこ11:34白岩山に到着・・・もう勘弁してと言う位白岩攻撃に遭い心がくじけそうになった(+_+)
芋ノ木ドッケから大ダワのトラバース間だけは崖下に落ちるとただでは済まないので、アイゼン装着が無難な感じはしたけど、ストックが大きな役割を果たしてくれたのと、気温がマイナス5度と低く殆ど滑らなかった。
でもあそこは落ちたらヤバいだろうなぁ・・・。
今回はID-31でサイタマKM117局と、とうきょうCT73局と時折交信しながら歩けたので楽しかった。大ダワ近辺は、すごい谷間なのに西東京RPTが入感してきて驚きます。
サイタマKM117局は当局とデジタルシンプレックス交信をする為に川乗山へ登り待っていてくれましたが、突然の猛吹雪で天気は一時大荒れ、こちらも横殴りの霰攻撃を喰らい顔が痛かったです。
117局から再度RPTで位置確認をした時は男坂の途中、頑張って登りきり12:58分に雲取山荘へ到着・・・5時間38分掛かりました(^^ゞいやぁ疲れた。
すぐさま117局と山荘前からシンンプレックス交信してご挨拶、なんとかミッション完了!
当初の計画ではテント張って山頂へ行くつもりでしたが、空は曇ってしまって雪が降ってきたので山頂は明日早朝に持ち越し。そもそも家を出発してから不眠状態で歩いてきたので昼寝する事にしました。
友人のテントと当局のテント内部。夜景はコンデジなので写りはイマイチ。夜の気温はテント外でマイナス12度を確認したのが最低気温、テント内部は幕体付近は下がるもののマット付近はマイナス7度位だったと思います。
一昨年はマイナス15度まで下がったのでその時の経験から考えて、暑くも無く寒くも無い丁度良い装備が出来ました。
翌朝ご来光を拝むのに合わせて山頂へ到着。幾度も外れてしまった山頂碑がとうとうボルト止めになっていて、苦労がうかがえます。
今回で三回目の雲取山ですが、いつきても素晴らしい景色です。
お!石尾根に闇テン発見!わかるかな?
暫く避難小屋で休憩したあとテン場まで下山。
今回は鹿とリスをあちこちで見かけました、鹿は一定の距離を保ってずっとこちらを見てます。
朝食を食べて撤収開始。
今日は下山するだけなのでうだうだして、出発が9:50になってしまいました(^^ゞ
下山日は快晴でとても気持ちいいです。
復路も同じように喘ぎながら登り返す箇所がありますが、昨日歩いたばかりなのでゆっくり目にペース配分して帰ります。
13:10分霧藻ヶ峰に到着!ここで遅めの昼食を取る事にしました。
食料は十分持っていますが、せっかくなので友人と小屋で売っているカップラーメンとジュースを購入。
小屋番さんに色々お話を伺うと、霧藻ヶ峰は場所的に泊まる人も居なければ通過する人が多くかなり売り上げが少ないとの事。
暮れの30日から小屋に来て凍結したポリタンクの水を薪ストーブで溶かし、年末年始の登山客の為に開店準備。
荷揚げとか色々ご苦労があるのに皆さん通過しちゃうんです。このままでは小屋存続の危機なので通過せずに是非何か購入してあげて下さい。
平日は客が殆ど居ないので閉めてますが、週末までにまた上がって来るそうです。
終始良い天気で14:40分駐車場へ到着!山荘から4時間50分掛かりました。霧藻ヶ峰の登り返しはキツかった(+_+)でも歩き甲斐のあるコースだったなぁ、体重が重いのに良く頑張ったと自分に言いたいです。結局アイゼンは使わなかったけど持たずに登るのは危険、特にストックが無い場合アイゼンは必須だと思います。
今回はID-31で記録したトラックログを、まずNMEA to KMZでGPXに変換。無線機のONOFFによりファイルが分割しているので、最初は操作が簡単な轍 Wadachiで連結してみましたが、スタート前の不要なログを細かく編集出来ないので、今回轍 Wadachiは使わずNMEA to KMZでGPX化。その後カシミールに読み込み、カシミールでファイルを連結して編集しました。
他にもっと良い方法があるかもしれませんが、よく調べていないので以前からやっていた方法でやりました。
余談ですが、雲取山から美ヶ原RPTへアクセスしようと試みましたが、江東RPTとダブルアクセスの為使用不可。海老名RPTもアクセスしてみましたが、群馬榛東RPTとダブルアクセスでやはり駄目でした((+_+))
以上、長々ご閲覧ありがとうございました。
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コメント
お疲れ様でした。この時季のテント泊だというのに、15㎏で抑えたのはさすがです。この重量なら動けますね。それにしても-12℃とは・・・^^;歩けてもテント泊はできないです。
このコースは長いですが、所々に休憩ポイントはありますし、飽きずに歩けると思います。登山口まで遠いのが唯一難点です。
レピータ経由とはいえ、お互い歩きながら話ができたのは、思っていた以上に面白かったです。デジタルならではで静かに待機できますし、これが山かけじゃなくて別々のレピ経由・他エリアの山であっても、同様にできるかと思うと不思議な感じすらしますね。
それからデータの加工手順ありがとうございます。カシミールのほうが見慣れていて見やすいです。私もそのうちやってみます。
投稿: サイタマKM117 | 2012年1月 4日 (水) 23:11
>サイタマKM117さん
交信しながらの山歩き楽しかったですね。
今回は脂肪を纏っていたのでフリースは持って行かず、ミッドウエアを厚手にして軽量化しました。
-12℃の夜もゴアカッパ上下と行動着一枚、それと替えのアンダーウエアは使わずです。
余った衣類はスタッフザックに入れ、枕になって丁度良かったです。
食料は霧藻ヶ峰でカップ麺を食べたので、ごはん一食分と行動食3日分余らして下山しました。
一度同じ雲取山で幕営しているので会心の装備選択でした^^。
トラックデータは如何様にも形式を変更出来るので、是非カシミールに読み込んで編集してみて下さい。
出発前の不要なトラックは削除するに限ります。
投稿: チバKX56 | 2012年1月 4日 (水) 23:45