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2010年2月 1日 (月)

三脚あれこれ

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ここで三脚についてあれこれ綴るのは、カメラ用としての物ではなく「無線機を載せる」為のものです。

今まで平地では、家にあったVelbon Z-5040にICB-770を載せて何度も運用してきました。ですが山に持って行くとなると、ちょっと重いことに気が付いたのです(^^ゞ
Z-5040は、金属部品を多用した作りなので三脚だけで1.7kg。架台になるアルミ板300gを足すと、無線機を載せる台だけで2kgとは非力な当局にはちと重い┗(;´Д‘)┛

20100201_181414夏山なら多少装備も減るので持って行けない事はないけど、先日の幕営装備に追加したら重さのあまりふらついたので断念・・・。んじゃ体力増強すればいいじゃん!みたいな意見もあるでしょうが、いつになるかわからないし、体力は落ちる一方なので無理と判断(^^ゞそこでもう少し軽いものを手に入れようと、500円~1000円で買える物から2脚を追加購入してみました。(写真一番右のは持ってました)

20100201_181916最初に買ったのはシルバーのSLIK 500Gというもので、どうやらEOS kissのおまけらしい。これは重量が500g位だった為、軽さで選んだが大失敗!まぁ~貧弱です、まったく安定しません。それは他の三脚には有る「ステーストッパー」が付いていないのが一番の原因だと思います。中間に互いの足を支えるステーがそれですが、安い三脚にはこれが重要なのでしょう。しかし色々物色していると、高価なカーボン三脚にはこのステーストッパーが無い物も多くありますが、それらは足の付け根がしっかりしていて別物なんでしょうね。

結局は以前ホームセンターで購入した、超安物三脚の方が丈夫でした。写真一番右のコンパクトデジカメ用に購入したやつです。

どうやら安い三脚で軽さを求めるのには限界があり、重量は1kg前後は必要なのかもしれません。SLIK 500Gの失敗から色々検討した結果。

1.足は3段物
2.ステーストッパー付き
3.出来れば雲台は無可動
4.高さ1mちょいあれば十分
5.重さ1kg前後

以上のような事で探した結果、次に購入したのはHAKUBA HK-1400Vです。TOPの写真左から2番目のものがそうですが、足以外は樹脂部品で構成された重さ940gです。
まぁまぁこれもチャチな作りではありますが、雲台は無可動(カメラを縦位置に出来ない)で3段足、セットした高さはログ記入には十分な高さの1140mmです。(エレベーター最大時)

本当は好きな雲台を別に取り付けられる、ポールから取り付けネジが直接真上に出ている物が欲しかったのですが、安い物では見当たりませんでした。
雲台は樹脂製ではありますが、無可動なのでまぁまぁ強度はあります。しかしながらポールの強度がイマイチで、ICB-770を載せるとペコちゃん状態になってしまいます(^▽^;)ICB-770を使うなら、低いのを我慢してエレベーターを縮めて使うしかないようです。

20100201_181712Velbon Z-5040は、取り付けネジを交換しなくても3mmのアルミ板を固定できましたが、他の三脚は全て長さが足りないので、ホームセンターで長いボルトと樹脂のノブを購入して交換しました。ノブが大きい為、雲台を一旦ポールから外して取り付けたので物理的に外れてしまう事はありません。架台のアルミ板を留めるのは蝶ナットです。架台になる3mmのアルミ板にねじ山を切る方法もありますが、薄いアルミ板ではちょっと信頼度が薄れてしまうので、ねじ山を切るなら別の金属を追加して固定した方が安心ですね。いつか試してみましょう♪

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ICB-770を載せるにはちょっと物足りない強度ですが、最初からICB-707で考えていたので十分です。ICB-707ならマイクPTTですのでログ記入等、運用がし易いし軽くて当局向きです。

でも本当はICB-770が使いたいんですけどねぇ・・・夏場だけ頑張りますか!

最後に、ボルトを交換したら重量が1kgに増えました(笑)

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コメント

山に行く時に三脚を第三の脚に(杖として)使うのはどうですか?

投稿: イルマ151A | 2010年2月 2日 (火) 00:19

コンパクトデジカメ用の三脚を、
5年ほど前に購入しましたが、
貧弱で安定度があまり良くなく、
結局、使っていないです。

登山用に軽量の三脚となると選択も大変ですね。

投稿: UA66 | 2010年2月 2日 (火) 00:27

沢山お持ちですねえ!
自分の場合、山へ持っていくのは600gの物です。
出張先の露天で買った中国製500円;;;
亜鉛の含有量めちゃ高そうな安物です。
軽いので気に入ってるんですけど、あと100g重くてもいいので
やっぱりもうちょっとしっかりしたのが欲しいです。
あとは大きいのを改造して作るか、、、、面倒ですね;;;

3mmのアルミ板、ネジ切ってます。たった、二山;;;
知人に頼んだんですけど、こんな加工初めてだとぼやかれました(^^)

投稿: サイタマHK123 | 2010年2月 2日 (火) 00:44

>イルマ151Aさん

さっきまで雪道ドライブが楽しくて走り回ってました^^。

三脚を杖代わりに使うにはちと重そうですね~
逆にダブルストックにして、1本足して何とか台を作れないかと考えた事ありますが無理そうでした。
もともと両手にストックを使うのは苦手なので駄目ですね(^^ゞ

投稿: チバKX56 | 2010年2月 2日 (火) 01:04

>UA66さん

なるべく軽くと思ったのですが難しいですね。
707だけならデジカメ用の物でも何とかなりそうですが、770はそれなりに強度が必要です。
また無駄なお金を使ってしまいました(+_+)

投稿: チバKX56 | 2010年2月 2日 (火) 01:08

>サイタマHK123さん

カメラ用の1/4ボルトのピッチでは2、3山が限界でしょうね(^^ゞ
3mm厚でもピッチが細かければ安心感もありますが、そのままだときつそうです。
カメラには使わないと割り切れば、ピッチの細かいボルトに交換してネジ山を切る方が安心ですね。
またはカメラにも使うなら、アルミ板に穴を開けて1/4の蝶ネジでアルミ板にカメラを固定でしょうか(笑)

墨出し用の三脚は直接上にボルトが出ていて良さそうなのですが、軽くて安いのが見当たりません。

投稿: チバKX56 | 2010年2月 2日 (火) 01:17

三脚道は奥が深いようですね。
私はビデオを買ったときのおまけ三脚を使っています。
ステーストッパーなるものはついています。3mmアルミ板を鉄のステーに挟んで、ワッシャとスプリングワッシャで蝶ナットで固定しています。
真ん中のボルトは細くて頼りなかったので、雲台の穴を拡大して太いボルトに変更しています。当然普通のカメラは使えません。

重さと強度の高次元のバランスは難しいですね。

投稿: サイタマKM117 | 2010年2月 2日 (火) 22:07

>サイタマKM117さん

770を使うためにボルトを太くしているとはさすがです。
当局はカメラも使うつもりなのでボルトは1/4を使ってます(^^ゞ

「安さ」を除外すれば軽くて丈夫な物は比較的簡単に見つかりそうですが、あまりお金を掛けないで探すのも楽しいですね^^。
これを一度使ってみて、更にバージョンアップさせてみたいと思います。

投稿: チバKX56 | 2010年2月 2日 (火) 22:48

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