自作アルコールストーブ4 燃焼実験
持って行ったストーブは、バーナー孔0.8mmタイプです。
実験時の気温は-3度、風は微風。500ccのペットボトルの水をケトルに注ぎ、直接の風防は無し。(この実験のために500ccを余計に持って行きました)
一応周囲を木のベンチとザック、それに座布団で3方向遮蔽しただけですので、多分炎は風にあおられ効率は悪いと思います。
昼間アルコールストーブの炎は見えないため、点火しても点いているか良くわからないのが難点(^^ゞ
以前雪山でトランギアに点火した後、実際は火が点いているのにそれに気がつかず、新品のグローブを焦がしてしまった奴を知っている^^。
F1レースのピットインでも、給油時にこぼれた燃料に引火して、見た目は火がないのにクルーがのた打ち回っている光景を見たことがあるかもしれないが、本当に見えません。上の写真もちゃんと火が点いている状態です。
-3度、風防無しでの実験結果は、燃料25ccでは沸騰せず。更に燃料を追加して、大凡ではあるが35ccあれば沸騰させる事ができました。
出発前の駐車場でノーマルガスのプリムスストーブを使ったが、それより早く沸騰させる事が出来たのです。まぁプリムスはガス残量も少なかったので比較にはなりませんが、アルコールストーブは低気温でも風防さえ何とかできれば常温と大差なく沸騰できる感じです。
水温もかなり低いはずなので、大したもんです。
しかし隣町のダイソーに行っても100ccタイプのボトルが軒並み売り切れですよ(+_+)
1mmタイプを作りたいのに・・・困ったなぁ。
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コメント
山登りでこのような実験も!さすがです。
何分くらいで沸騰しましたか?
省スペースのアルコールストーブは、山登りに便利ですね。
投稿: チバHI429 | 2010年2月17日 (水) 21:40
>チバHI429さん
無線運用を早めに切り上げてこんな事やってました(笑)
今回重要視したのは時間ではなく燃料消費量なので、正確に計ってませんが13~14分は掛かっているかもです。
水500mlを燃料25ccで沸かせられた場合、アルコール100cc持って行けば4回沸かせますので燃費が重要です。
ただサーモスをセットで持って行きますので、余ったお湯を足して沸かせば、沸騰時間も短縮できるはずです。
この燃料使いきりタイプのバーナーでは、サーモスの容量に合わせ、毎回500ml沸かす前提で考えてます。
投稿: チバKX56 | 2010年2月17日 (水) 22:18
相変わらずマメですね。(いい意味です)
コンセプトとして、「燃料使いきりタイプのバーナー」というのが面倒が省けていいですね。
時間は外気温、風、だけでなく標高によっても変わるんでしょうね。ノウハウの蓄積は財産になりますね。
投稿: サイタマKM117 | 2010年2月17日 (水) 23:41
>サイタマKM117さん
そうなんですよね~標高が高くなると低い温度で沸騰してしまいますからラーメン等は注意ですね(笑)
でもまぁビュービュー風があったら、どんなに風防をつけても沸かせないと思われます(^^ゞ
また色々実験してみたいと思います。
投稿: チバKX56 | 2010年2月18日 (木) 00:44